ヴィキラックス®配合錠がジェノタイプ2のC型慢性肝炎治療の適応となりました

平成28年9月28日 厚生労働省の薬食審医薬品第二部会が C型慢性肝炎薬 ムビタスビル水和物・パリタプレビル水和物・リトナビル配合錠 (ヴィキラックス®) を「セログループ2(ジェノタイプ2)のC型慢性肝炎向けの薬剤として適応追加の承認をしました。

ヴィキラックスは現在ジェノタイプ1型のC型慢性肝炎に対する治療薬として既に承認済みの薬剤です。

今回ジェノタイプ2型向けの承認がなされたことで、日本で初めてジェノタイプ1型、ジェノタイプ2型の両方に使えるインターフェロンフリー治療薬となりました。

成人には1日1回2錠を食後に経口投与し、投与期間は16週間となります。(ジェノタイプ1型の投与期間は12週間です。)

今回の承認で、ジェノタイプ2型のC型肝炎患者さまに対するインターフェロンフリー治療薬は2種類となりました。

患者さまにとっては治療の選択肢がさらに広がることになりました!

この治療に関する助成の申請にあたり、当院の院長・理事長(いずれも日本肝臓学会肝臓専門医)が診断書を作成致しますので、お気軽にお問い合わせください。

 

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治療内容に関する詳しいご説明や、この治療を受けることができる方、出来ない方(治療の適応)についてのご説明は、当院を受診された際に詳しくご説明を申し上げます。

どうぞ、C型慢性肝炎でお悩みの方はお気軽に当院までお越しください。