AGA:壮年性脱毛とは?

AGA(壮年性脱毛)治療は進化しています

AGAはこの10年で認知が進んだ病気の一つです。AGAは男性壮年性脱毛(加齢と男性ホルモンによる影響)を指しますが、女性AGAに対しても治療の幅が広がっています。AGA治療は「過剰な男性ホルモンを抑制すること」と、「頭皮に対して育毛を促す」という2本柱が重要です。「最近、前頭部の広がりが気になる・・・」という方こそ治療開始すべきタイミングだと当院は強く推奨します。AGA治療に対して誤った認識が多いのですが、AGAは「今、残っている毛髪を強くして増やす」という治療が基本となります。完全に脱毛した場合については治療効果を得るには非常に時間がかかったりすることが多いのが実情です。「最近、毛が薄くなってきた・・・」という方こそAGA治療の効果が最大に得られる方であり、是非、当院の治療を試して頂きたいと思っています。もちろん、AGAが進行した方でも治療適応はあります。重要なのは諦めず、続けることがAGAも含めた医学的治療の絶対的原則なのです。

男性のみならず、女性も治療可能な病気です

先述した、治療の2本柱ですが、男性の場合では男性ホルモン抑制については内服薬、育毛促進については外用薬を推奨します(ガイドラインでも推奨レベルA)。女性の場合は「男性ホルモン」の関与では無く、加齢性の変化が主体となりますので、外用薬のみの処方となります。外用薬には育毛促進成分である「ミノキシジル」製剤を選択し、皆様に処方します。またパッケージにもこだわり、一見すればAGA治療薬はわからないものです。実はこのミノキシジル含有濃度にもガイドライン上の推奨濃度があるのですが、残念ながらこれを準拠していない製剤を処方するクリニックが多いのも現状です。含有濃度が濃ければ濃い程良い、というのが決して良いわけではなく、成分が恋すぎれば頭皮湿疹などの「かぶれ」を起こす報告も多々あります。当院ではガイドライン準拠した治療法を皆様に推奨し、安全な治療を行っていくことを心がけています。

責任を持った治療を心がけます

診断・治療には患者様の協力は必要不可欠です。我々は責任を持った治療を行うため、以下の項目について患者さんの協力をお願いしています。受診される方は下記をご了承の上、受診頂きますようにお願いします。

① 初診時は対面診療をお願いしています

都市部の病院ではオンライン診療のみで処方可能としているクリニックも見かけますが、当院は初診は必ず本人来院の上、対面診療して頂くことをお願いしています。これは厚生労働省の指針に沿って、当院で責任ある治療を行うためご了承下さい。オンライン診療希望の方は、初診の際に医師から説明し、本人さんと相談して方針決定致します。ただ、病状経過を診察する上では、原則、対面診察が基本となることも了承下さい。

② 気になることはご相談下さい

AGAという特性上、正直に相談されることが恥ずかしいという方もいらっしゃるかもしれません。ただ、当院はそういった方々への心がけも忘れません。「問診票の記載は遠慮したい」「受診する時間帯を相談したい」など些細なことでも構いません。治療においては現在内服中のお薬などは非常に重要な要素です。飲み合わせが悪い薬もあります。受診の際は正直に申し出て頂くことが治療効果を早めるポイントと考えます。

③ 診療は全て自由診療です

残念ながら現行、AGA治療は保険診療は不可能です。AGA外来における診察料や処方・薬剤などは全て自由診療となりますことをご了承下さい。治療費については「男性外来料金一覧」のページにまとめております。受信される方のためにシンプルな料金体系としております。料金についても相談されたい方は気軽にお電話下さい。

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(インターネット予約の際に、症状、ご希望などを詳しく記入頂くと、当日の受診時間短縮にも繋がります)